受け継がれる音楽教育

受け継がれる音楽教育

明日、明後日と 「第5回フレッシュ横浜音楽コンクール」の予選が行われます。 うちのピアノ教室からも、 計7名の生徒さんが出場するんですよ。 みんな最後の練習に余念がないみたいで、 コンクールを控えて、 ここ1〜2週間でググッと上達しているみたいです。 当日は管理人も応援しに行く予定です。 みんながんばれ!! しかし音楽って、 教育として優れているな〜って思うのは、 初心者からのレッスンプログラムが しっかり確立しているとこなんですよね。 どんな教材や楽譜を使えばいいか、 ちゃんとステップごとに考えられているとこなんです。 その教育ステップは、 文部科学省のお役人が決めたことではなくて、 「音楽教師」たちが 長い年月をかけて編み出してきたものです。 「音楽教師」たちというのは、 所謂「クラシックの作曲家」たちのことでもあります。 彼らは、自らの作品を残す傍ら、 後の後輩たち、音楽を学ぶチビッ子たちのために、 優れた教材も同時に残してくれているんです。 それらを後の音楽教師たちが体系化して編纂し、 それらを使って時代時代の音楽教師や音楽講師、 ピアノ講師たちがさらに改良し、 今に至っているというわけです。 初心者や子どもたちの手や体、 心の発達具合まで考慮して、教材は作られています。 それが偉大な作曲家から、現代の町のピアノの先生まで、 脈々と受け継がれているんですよ!! すごーーーーい!! このシステムって、 ホント凄いな〜って思います。 管理人はデザイン学科卒ですが、 美術の世界ではこういった確立された教育システムって 聞いたことないんですよね。 もちろん、いろんな技法や理論はありますが・・・。 これが不思議なんですよね〜。 音楽も美術も、ともに長い歴史があるにも関わらず、 教育プログラムの充実度が雲泥の差なんです。 なぜ? 音楽の世界において、プロフィール欄には 必ず「○○氏に師事」って表現があります。 うちのりえ先生の場合だったら、 ・木ノ下やよい氏に師事 ・清水淳彦教授、菊池るり子氏各氏に師事 という具合です。 デザインの世界ではあまり聞かないような・・・。 大学の研究室の先生の名前、 プロフィール欄に書いたりしませんもん。 管理人だけ?? でも音楽の世界では常識なんですよね、師事って。 やはり 「偉大な作曲家から、 現代の町のピアノの先生まで、脈々と受け継がれている」から、 なんでしょうか。 一子相伝、北斗神拳みたいです。 ※全部、管理人が勝手に思っているだけですよ〜。
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