指揮者の頭脳

指揮者の頭脳

昨日は 「ブザンソン国際指揮者コンクール」で 日本人指揮者の垣内悠希さんが優勝した というお話でしたが、 実はうちのピアノ教室のりえ先生も、 かつて大阪音大生時代に 指揮者への転向を考えたことがあるらしいんです。 残念ながら大阪音大には 指揮者になる学部、学科はなかったそうなので、 その夢はかなわなかったんですが、 それでも全学部・学科で 指揮法に関する授業はあったそうですよ。 器楽学科・ピアノ専攻だったりえ先生も 指揮法を学んだそうなんですが... も〜とにかく指揮者になるには 頭が良くないとダメ だそうなんですよ。 まずもって、 音楽全般に対して広くて深〜い知識がもとめられ、 さらに演奏する曲への理解と解釈、 楽譜の縦と横をいっしょに処理していく脳力、 お客さんの反応を読むチカラ、 さらに表現力、統率力、人間力、体力など ありとあらゆる能力が要求される 超高度なポジションなんだそうです。 楽譜の縦と横を同時に処理というのは、 楽曲の進行方向は楽譜の横方向ですが、 全楽器のパート譜は縦に並んでいますから、 演奏しながらも 縦と横を同時にみなければいけないですよね。 オーケストラの楽譜って、 縦にいくつ並んでるんでしょうか? (;゚д゚)ゴクリ… つまり コンピュータ並みの処理能力が必要なんです。 頭が良くないとつとまりません。 並列処理のマルチタスク脳じゃないと無理。 管理人のようなシングルタスク脳ではダメですね。 一説によると 曲の解釈がゆるされるのは ソリストと指揮者だけらしいので、 そういう意味では芸術家であることも必要ですよね。 頭脳と感性、両方必要と。 ( ´Д`)=3 フゥーッ そんなに難易度の高い指揮者ですが、 需要はかなり少ないんでしょうね。 プロとして食べていける人って どんだけいるんでしょうか? まさに針の穴ほどの狭き門ですね。 さらに40〜50歳でも若手らしく、 70歳でやっとブレイクする人もいるくらい、 大器晩成の世界なんですって。 厳しい世界です、指揮者って。 その分、 マエストロ(芸術家、専門家への称号) なんて呼ばれて尊敬を集めるんですよね〜。 まさに巨匠です。 さて楽曲への理解という意味では 作曲者ご自身による指揮がイチバンなんでしょうかね。 ではこれをどうぞ。 宇宙戦艦ヤマト 組曲 指揮:宮川泰
( ´∀`)Ь<いいね
Comment---
ダムダム人さん
楽譜と言うと今でも判らない事があります。
それは音符の縦の棒(?)の長さと拍子(?) です。

縦の棒って長さが決まっているのでしょうか?
音階が上がれば当然、上に描きますが、
一番上に行くと楽譜を突き抜けるので、
反転して下向きに描きますよね?
それではドコで反転させれば良いのか判らず、
小学校の時悩んだ記憶があります。
(判りづらい説明ですみません)

それと拍子ですが、四分の3拍子とか
音符独自で決まっているはずなのに
左に書く数値(?)で、その拍子が変わる理由が
今もってよくわかりません
(また、判りづらい説明ですみません)
[ためになった]
管理人
ううっ

管理人もちょっとよくわかんないので、
勉強して今度ご報告します。

しばらくお待ちください。

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