ピアノって不思議です

管理人はいつもピアノ教室の２階で仕事をしています。 当然、 レッスンしているピアノの音色が聴こえてくるわけなんですが、 ときどきハッとするくらい、 いい演奏があるんですよね。 ( ﾟдﾟ)ﾊｯ! で、その子っていうのは だいたいいつも決まっているんです。 ひとりではなくて、何人か、 それも極少数なんですけど。 みんな楽譜を理解して一生懸命弾いてます。 どの子も、大人も、みんな上手になっていくんです。 ピアノって、ちゃんと練習すれば、 ちゃんと上達していくもんなんですよね。 レベルはどうあれ、着実に上手くなります。 でもこれ↓が出来る人は、そうはいないそうです。 それは 「音をつくりだせる人」 です。 あるいは 「音を操れる人」。 これってピアノ長年やっているから、とか、 猛練習したから、とか、 年齢や経験ではないような感じなんですよね。 ましてや難しい曲が弾けるとか、関係ないみたい。 なんというか 天性のものというか・・・。 でも決して、天才だとはいいません。 ただ、なんというか、 ・・・ そう！ 情感表現が上手いんです。 感情やイメージと、 鍵盤の音をシンクルさせるのが、 自然にできるんですよね。 作られた情感演奏ではなくて、 まったくナチュラルなんです。 だって、まだ小さな子供なんですもん。 弾いている曲は、 子ども向けの簡単な練習曲だったり、 小さな手に合わせてアレンジしてある曲なんですが、 音色に情感がシンクロしてるから、 心に響くんですよね〜。 そんな子が弾くと、 『きらきら星』ですら、心にしみます。 (　；∀；) ｼﾞｰﾝ ピアノって不思議です。 合理的な音楽理論と、計算されつくした楽曲、 ハンマーが弦を叩くという物理的かつ精密で調整された音階。 それを忠実に演奏する訓練された手。 しかし、何か足りない。 そこには 情感豊かな表現力が必要なんでしょう。 そんな情感豊かな演奏を聴けたとき、 なんだかちょっとだけ幸せを感じちゃいます。 でも、得てしてそんな子って 本番に弱かったりするんです、これが。 (；´Д｀) でも オジサンは応援してるから、ガンバレ。

ダムダム人さん
��お母さん「え？そろばんの試験だめだったの？
アンタって本番に弱いじゃないの？」
(ふくやまけいこ「なつやすみの新記録」より)��

＞本番に弱かったりするんです、これが。
これを読んで『ふくやまけいこさんの「なつやすみの新記録」』と言う
作品を思い出しました。
作品では、最後に少年がプレッシャーに勝っていました。
※彼女の作品は初期の頃の方が好きです。
今の作品も悪くないのですが、初期の絵のタッチの方が
私は好きです。
[おもしろかった]

管理人
＞これを読んで『ふくやまけいこさんの「なつやすみの新記録」』と言う

久々に聞きました、ふくやまけいこさんのお名前。

昔、アニメ雑誌「アニメージュ」に連載されてたのを思い出します。

なつかしす...