スティーブ・ジョブズと音楽

スティーブ・ジョブズと音楽

もうすでにご存知の方も多いでしょうけど、 米Apple(アップル)の前CEO、 スティーブ・ジョブズさんがお亡くなりになりました。 前アップルCEO、スティーブ・ジョブズ氏死去 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111006-00000509-san-bus_all (※リンク先は既に消失) 世界中の各方面から いろんな方々が声明や談話を出していますよね。 それほどまでにスティーブ・ジョブズは偉大で、 最高のクリエイティビティーを持つ革新者だったんでしょう。 また最高のプレゼンターとして、 高度なプレゼン能力を評価されています。 1997年、アップルの経営に復帰してからの、 iMac、MacOSX、iPod、iTunes、iPhone、iPadという、 イノベーションの数々は、 アップルという企業の業績だけではなくて、 人々の暮らしやライフスタイルに大きな革新をもたらしました。 90年代の半ばからしばらくの間、 デザインやサウンドにかかわる人たちにとって、 Macintoshはなくてはならない、大切なパートナーでした。 管理人は今でも Power MacintoshG3を現役で使っていますし、 りえ先生も Power MacintoshG4を愛用してます。 また iTunesで音楽を買い iPodで音楽を持ち運び、 iPhoneで電話やアプリを楽しんだり、 といったことを、 ごく普通のことのようにやってます。 全部スティーブ・ジョブズ率いる アップルの製品・サービスです。 個人的には特に、 iTunesで音楽を買うという行為は、 大ヒットなんですよね〜。 とっても価値観が変わりました。 だって わざわざCDショップまで行く必要がない というだけでなく、 コンテンツは物流を介さなくても発信できる、 既存の枠組みに囚われることはない、 ということを理解させてくれたわけですから。 「われわれは違法ダウンロードと戦う。 訴えるつもりも、無視するつもりもない。 競争するつもりだ」 iTunesの発表時、 スティーブ・ジョブズが発した有名な言葉です。 音楽の違法ダウンロードは まだ駆逐されたわけではありませんが、 でもiTunesをはじめとした音楽配信も、 いまだに健在なわけです。 ジョブズいったように、 “競争”しているからなんでしょうね。 なんだか 音楽とライフスタイルに対する貢献度って、 かなり高いんじゃないかと。 音楽とハードのイノベーションがSONYのウォークマン、 音楽と媒体のイノベーションがCD、 音楽とライフスタイルのイノベーションがiTunesとiPod、 そんな気がしています。 (個人的に、です。) スティーブ・ジョブズを 1000マイル先の水平線が見えていた。 と評する人もいるようですが、 そんなスティーブ・ジョブズは 日本を次のように語っています。
引用 日本はわが国に死んで流れ着いた魚のようなものだ。 すでに発明されたものを手にして、完全に分かるまで研究する。 発明者本人よりもよく分かってしまう場合もある。 そうした理解の中から、 彼らはもっと洗練された第二世代の製品を再発明する。 その戦術が功を奏するのは、ステレオ産業とか自動車といった、 あまり変化しないものの場合だけだ。 標的がものすごいスピードで変わっていくものの場合には、 彼らには難しい。 パーソナル・コンピュータとは何なのかの定義がくるくると変わり続ける限り、 彼らは非常に苦労するだろうと思うね スティーブ・ジョブズ―パーソナルコンピュータを創った男・下
(´ヘ`;)ウーム… なんだか今の日本の 携帯電話⇒スマートフォン市場を 予言しているかのような発言じゃないですか? 1000マイル先の水平線が、 見えていたんです、きっと。 ちなみに スティーブ・ジョブズは大の親日家だったそうです。 (蕎麦が好きなんですって) iPhone を発表するスティーブ・ジョブス(日本語字幕)
偉大な先駆者で革新者、 常にサプライズを与えてくれたクリエイター、 豊かなイマジネーションを見せてくれたプレゼンター、 世界を変えることができると信じ、実際その才能を持っていた男、 スティーブ・ジョブズ。 56歳というあまりにも早すぎる幕切れに、 哀悼の意を捧げるとともに、 残念でしかたがありません。 ありがとう、スティーブ・ジョブズ。 あなたのおかげで、 世界は少し楽しくなりました。 iTunesで音楽を聴きながら。 取材嫌いで有名なスティーブ・ジョブズが唯一全面協力した、本人公認の決定版評伝。全世界同時発売! 未来を創った、今世紀を代表する経営者スティーブ・ジョブズのすべてを描き切った文字どおり、最初で最後の一冊!!
Comment---
ダムダム人さん
彼が亡くなった事はヒジョウに驚きました。
なんだか、チャーリー=ブラウンの最終回を終えてから亡くなった作者のようでした。

ところで、音楽配信ですが、配信されている音楽の「質」はCDとは比較にならないくらい
圧縮されているのではないでしょうか?
もし、CDと同じ「質」ならば、いくら高速回線を使っても、ダウンロードにどえらい時間が
かかると思います。
レコードが市場から消えていくのを見て、アナログの持つ音の深さが消えてしまうと
嘆かれていました。
今度はそのCDが市場で苦戦しているのをみて、「歴史は繰り返す」と言う言葉を
思い出しました。
[ためになった]
管理人
記事にしてみました。

⇒音楽の楽しみ方に関する雑記とか

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